どんな手法?
RDRAは4つのレイヤーとその要素となるモデルからできています。モデルはレイヤーに従い依存関係があり、その関係を使って要件を素早く決めることができます
更にグラフィカルに表現することで議論しながら決めていくことができ、その場で要件定義ができます
また、既存システムの可視化においては入手可能な情報をRDRAの構造に当てはめ体系的に構造化できます
RDRAの考え方
RDRAの考え方
要件定義は4つの視点からできています
システムが価値をもたらす視点
システムが使われる環境を表す視点
システムとの境界を表す視点
システムそのものを表す視点
各視点は内側から外側に向けて依存する関係にあり、視点間は「Why」を表す
RDRAレイヤー
RDRAレイヤー
RDRAでは4つの視点をレイヤーとして定義
レイヤー毎に定義するアイコンがあり、レイヤーを跨りアイコンがつながることでアイコン間の依存関係が決まる
その関係を使って要件をシステマティックに定義するのがRDRAです
RDRAのダイアグラム
RDRAのダイアグラム
要件定義はダイアグラム単位で作成する
要求モデル
システムコンテキスト
ビジネスコンテキスト
ビジネスユースケース
バリエーション・条件
業務フロー
UC複合図
情報モデル
状態モデル
プロジェクトの状況に応じて使い分ける
ダイアグラムの関係
ダイアグラムの関係
各ダイアグラムは大きく4つの分類される
方向性を求めるもの
階層化でスコープを表すもの
ユースケース横断で整合させるもの
要件定義の詳細を定義するもの
階層化で大規模システムに対応する