「RDRA定義」をグラフィカルに表示し、個々の要素のトレーサビリティや集約した単位での凝集度、結合度を把握するなど、様々な視点から定義情報を分析し、定義の精度を上げることができます
RDRA定義のグラフ化
RDRAは定義要素(以後アイコン)同士の関連で意味を表現します。表形式でのRDRA定義の場合でも、同一行のものは関連すると認識し、さらにシート間でもアイコンが関連し、全てのアイコンがつながることで整合のとれた要件を定義できます。
関連には階層構造を表すものと相互の関連を表すものに分かれ、複雑な構成を取ります。それを分かりやすく可視化するのがこのツールです。
集約された単位同士の結合度を調べたいときには「DIAGRAM」メニューから各種ダイアグラムを表示します。業務/BUCとコンテキストの結合度が確認できます。集約されたアイコンから詳細なものへとブレークダウンすることでつながりの詳細を確認できます。この他にもシステム間の連携や重要なUCなどを調べることができます。
影響度分析を行いたいときには「OBJECT LIST」メニューから個別のアイコンの関係を表示し、アイコン間のつながりから影響度を分析します。
このツールは参照専用でデータの登録はできません。下記の「RDRAGraphへの連携」を参照し、RDRA分析定義ツールからデータをコピー・ペーストで連携します。
※集約された単位:業務、BUC、アクター群、外部システム群、コンテキスト
RDRAGraph:
初期データなし:https://vsa.co.jp/rdratool/graph/v0.96/index.html
初期データあり
図書館システム:https://vsa.co.jp/rdratool/graph/v0.96/index.html?file=lbry.txt
訪問介護管理:https://vsa.co.jp/rdratool/graph/v0.96/index.html?file=care.txt
クラウドサービス:https://vsa.co.jp/rdratool/graph/v0.96/index.html?file=cloud.txt
CRM業務システム:https://vsa.co.jp/rdratool/graph/v0.96/index.html?file=crm.txt
以下の手順でRdraGraphツールにデータを取り込む
RDRA定義分析(Google Spreadsheet)の「関連データ」シートのAーD列の最終行までをコピー
RDRAGraphツールの「DATA / Import Data」を実行しダイアログ内のテキストボックスにペーストし、「取込」を押す
RDRAGraphツールは「RDRA定義」をグラフィカルに表示する参照専用のビューワーです。データの登録はできず、RDRA分析定義ツール(Google Spreadsheet)からコピー&ペーストでデータを取り込みます。
主な目的は次の6つです。
影響度分析を行う
個別のアイコンを起点に、つながるアイコンを確認し影響範囲を把握する
システム全体を俯瞰する
システム全体を俯瞰し、システムの規模の把握や集約の正しさ、分類の正しさを分析する
業務フローと登場人物との関係を把握する
BUCに関わるアクターと外部システムの関係を把握する
重要なUCを把握する
重要なUCを把握し、開発等に活かす
システム間の連携の把握
イベントを通したシステム間の連携を把握する
ドメインの把握
システムの整合性を保つコンテキストの組合せを把握する
OBJECT LIST
任意のアイコンを中心としたアイコンのつながりを表示する
DIAGRAM
各種ダイアグラムを表示、集約された単位同士の関係、重要なUCの把握、システム間の関係などを表示する
LAYOUT
fCoSE(制約を使ったレイアウト)、Cola(アイコン間の距離調整)のアルゴリズムによるレイアウトを調整する
VIEW
アイコンをクリックしたときの振舞の設定とアイコンの凡例を表示する
POSITION
アイコンのポジションを保存、クリア、受け渡しを可能とすることで、任意のポジションでダイアグラムを表示できるようにする
DATA
グラフィカルに表示するためのシステム(データ)の表示切替、データの取込、保持したデータのクリアを行う
個々のアイコンからダイアグラムを表示するメニュー、階層構造で表示されクリックすることでダイアグラムを表示。RDRAのトレーサビリティを使い変更の影響範囲を分析する
フィルター
入力されたキーワードを含むオブジェクトが以下の一覧に表示
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アクター
個別のアクターを表示 アクター群/アクターの階層構造で表示
外部システム
個別の外部システムを表示 外部システム群/外部システムの階層構造で表示
業務/BUC
業務とBUCを表示 業務/BUCの階層構造で表示
BUCダイアグラムを表示しそこからアクティビティとUCを表示する。
情報
個々の情報を表示 コンテキスト/情報の階層構造で表示
状態
個々の状態モデルと状態を表示 コンテキスト/状態モデル/状態を階層構造で表示
バリエーション
個々のバリエーションを表示 コンテキスト/バリエーションの階層構造で表示
条件
個々の条件を表示 コンテキスト/条件の階層構造で表示
アクティビティ
BUC内のアクティビティを表示 主にフィルターを使って対象のアクティビティを探すために利用
UC(ユースケース)
個別のUCを表示 主にフィルターを使って対象のUCを探すために利用
画面
個別の画面を表示 主にフィルターを使って変更起点となる画面を探すために利用
イベント
個別のイベントを表示 主にフィルターを使って変更起点となるイベントを探すために利用
タイマー
タイマーを表示 主にフィルターを使って対象のタイマーを探すために利用
モデルの全件を表示するので、ここから任意のアイコンをクリックし、個別のダイアグラムを表示します。全体を俯瞰し各要素の関係を把握し結合度と凝集度を確認する
全UC
コンテキストを中心に全ユースケースとの関係を表示(中心にあるコンテキストがドメインを表す)
UCはシステムの規模を把握するのに使えるので、システムの大きさを直感的に把握できる
業務_コンテキスト(情報)
業務とコンテキストの関係を表示(UCと情報の関係から導出)
システム全体を俯瞰し、凝集度、結合度を把握し複雑度や傾向を把握する
特に大規模なシステムの場合に全体を把握するビューになる
BUC_コンテキスト
BUCとコンテキストの関係を表示(UCと情報の関係から導出)
BUCとシステムの関係を疎に保ち複雑度を下げる
BUC_アクター群
BUCとアクター群の関係を表示(UCとアクターの関係から導出)
BUCのレベルでアクターとの関係をシンプルにする
BUC_外部システム群
BUCと外部システム群の関係を表示(UCと外部システムの関係から導出)
BUCのレベルで外部システムとの関係を把握する
情報モデル
システムで 情報間の関係を表現し、コンテキスト間の関係も把握
情報間の関連性からシステムで管理するデータの構造を把握する
複数コンテキストに関わるUC
複数コンテキストに関わるUCを表示
複数のコンテキストまたぐUCは重要なUCの可能性が高い
状態に関わるUC
状態に関わるUCを表示
状態に関わるUCは重要なUCの可能性が高い
システム間連携(イベント)
登録したシステム間の関係をイベントの繋がりから表示する
システム間の連携を行うイベントを通して関係を俯瞰的に把握する
システム間連携(アクター)
登録したシステム間の関係をアクターの繋がりから表示する
複数のシステムに関わるアクターからシステム間の関係を俯瞰的に把握する
New Window:アイコンをダブルクリックしたときに新しいWindowに表示するか否かを設定する
Legend:アイコンの名前(意味)を表示
Save Position:現在表示されているアイコンのポジションをLocalStorageに保存する
Clear Position:表示しているダイアグラムの保存したポジションをクリアする
Import Position:ポジションを受け渡すためのダイアグラムに表示する
Load Data:表示しているシステムのデータを切り替える(表示は1システムだけを対象にする)
Import Data:表示するシステムのデータを取り込むダイアグラムを表示する
Graph Data Clear:LocalStorageのGraphに関わるデータを削除 (取込データ、ポジション)
Local Storage All Clear:LocalStorage上の全てのデータを削除