RDRAGraphツール

「RDRA定義」をグラフィカルに表示し、個々の要素のトレーサビリティや集約した単位での凝集度、結合度を把握するなど、様々な視点から定義情報を分析し、定義の精度を上げることができます

RDRA定義のグラフ化

RDRAは定義要素(以後アイコン)同士の関連で意味を表現します。表形式でのRDRA定義の場合は、同一行のものは関連すると認識します。さらにシート間でもアイコンが関連し、全てのアイコンがつながることで整合のとれた要件を定義できます

関連には階層構造を表すものと相互の関連を表すものに分かれ、複雑な構成を取ります。それを分かりやすく可視化するのがRDRAGraphツールです

アイコン同士の結合度を調べたいときには「業務/BUC」メニューのダイアグラムを使い、集約された単位の結合度を確認し、気になったものから詳細なものへとブレークダウンしながら結合度の理由を確認します

変更の影響度を調べたいときには「要件モデル」メニューから調べたいモデルを選び、そこから個別のトレーサビリティを確認します

このツールは参照専用でデータの登録はできません。下記の「RDRAGraphへの連携」を参照し、RDRA分析ツールからデータをコピー・ペーストで連携します

  ※集約された単位:業務、BUC、アクター群、外部システム群、コンテキスト

初期データありRDRAGraphβ0.98クラウドサービスのバックエンドシステムのサンプル

初期データなし「RDRAGraphβ0.98RDRA分析ツールから独自データの取り込み用

RDRAGraphへの連携

以下の手順でRdraGraphツールにデータを取り込む

RDRA分析(Google Spreadsheet)の「関連データ」シートのAーD列の最終行までをコピー

RDRAGraphツールの「データ/関連データ取込」を実行しダイアログ内のテキストボックスにペーストする

メニュー説明

業務/BUC UCと情報の関連を集約された単位とコンテキストの関連で表示し、業務とコンテキストの結合度を確認する

 ※集約された単位:業務、BUC、アクター群、外部システム群

要件モデル 個別のモデル別にダイアグラムを表示、中心となるモデルと関わりの深いモデルとの関係を示し、個々の要素の確からしさを確認する

システム横断 取り込まれた複数のシステムの関係をアクターとイベントから表示、システム間の関係を俯瞰することで個々の連携の確からしさを確認する

レイアウト fCoSE(制約を使ったレイアウト)、Cola(アイコン間の距離調整)のアルゴリズムによるレイアウトを調整する

表示 アイコンをクリックしたときの振舞の設定とアイコンの凡例を表示する

ポジション アイコンのポジションを保存、クリア、受け渡しを可能とすることで、任意のポジションでダイアグラムを表示できるようにする

データ グラフィカルに表示するためのシステム(データ)の表示切替、データの取込、保持したデータのクリアを行う


ダイアグラム説明 表示しているダイアグラムの説明を表示します。

アイコンクリックにより表示される個別オブジェクトのダイアグラムはGPT-3.5 を使って説明しています

業務/BUC

UCと情報の関連を集約された業務やコンテキストの関係として表示し結合度を確認します。密結合の場合はUCと情報の関連を見直し疎結合を目指します

業務_コンテキスト(情報) トップレベルの業務とコンテキストの関係を俯瞰し結合度を確認

業務_アクター群 アクター群(役割)毎に業務との関係を俯瞰し不正な関係を見直す

業務_外部システム群 外部システム群(役割)毎に業務との不正確な関係を見直す

BUC_コンテキスト(情報) BUCレベルでコンテキストの関係を俯瞰し偏りを把握する

BUC_アクター群 アクター群(役割)毎にBUCとの関係を俯瞰し不正な関係を見直す

BUC_外部システム群 外部システム群(役割)毎にBUCとの不正確な関係を見直す

複数コンテキストに関わるUC 複数のコンテキスに関わる橋渡しを行うUC(重要なUC)を把握します

複数の状態に関わるUC 状態遷移に関わるUCはシステムを駆動する重要なUCになります

要件モデル

モデルの全件を表示するので、ここから任意のアイコンをクリックし、個別のダイアグラムを表示します。そこからトレーサビリティを確認する

全UC:UCで規模を把握 コンテキストを中心に全UCを円状に配置 規模や傾向を把握する

情報:管理対象の全情報 情報間の関連と情報をまとめたコンテキストの関係を把握し、関係を疎に保つ

状態:管理する全状態 全状態モデルをコンテキスト毎に把握し、コンテキストの役割を理解する

アクター:誰が関わるのか 全アクターについて関わるBUC、業務との関係からアクターの責務を理解する

外部システム 外部システムについて関わるBUC、業務との関係から役割を理解する

バリエーション:柔軟性 全バリエーションと関わる条件、情報からシステムの柔軟性、制御点を把握する

条件:ビジネスルール ビジネスルールとなる条件と関わるオブジェクトからルールの軸を把握する

システム横断

アクターとシステム間の連系 複数システムの関係をアクター視点から把握する

イベントとシステム間の連系 複数システムの連携をイベントから把握する

表示

new Window アイコンをクリックしたときに新しいWindowに表示するか否かを設定する

凡例 アイコンのイメージの名前をダイアグラムで表示

ポジション

ポジションの保存 現在表示されているアイコンのポジションをLocalStorageに保存する

ポジションのクリア 表示しているダイアグラムの保存したポジションをクリアする

ポジションを取込 ポジションを受け渡すためのダイアグラムに表示する

データ

保存データ切替 表示しているシステムのデータを切り替える(表示は1システムだけを対象にする)

関連データ取込 表示するシステムのデータを取り込むダイアグラムを表示する

データクリア LocalStorageの全データ(ポジション含む)をクリアする